スミコン案件「Crossley FireTender」の続きです。

前回でとりあえずキャビン周辺の工作を一旦完了させましたが、車幅灯をつけていないことに気づいて、そこだけ付加しました。キットのパーツは残念ながら全く違う形(ただの円)をしており、基部も再現されてなかったので、2mm丸棒を削り出し、基部は0.1mm 0.8mmの帯金で再現しました。コードは0.25mmのフレキシブルコードです。
_20210220_061954
ライト後半部は削り出し、前部分は熱して丸くしたものの中心に穴を開けてます。

キャビン周辺は、フロントライトとウインドウシールド、運転席側のサイドミラーを残してシャーシーに接着してしまいました。

リアフェンダーをシャーシーに取り付けます。ここで実車画像を眺めていてまた嫌なことに気づいてしまいました。
333
実車ではシャーシーとフェンダーの間に隙間はほとんどありません。しかしキットでは、フェンダーに
長いステーが再現されて、間に隙間が生じる設計になっています。

なんでこんなことになってしまったのでしょう?
最初に想像したのは、基本設計が完全に間違っている恐れです。キャビンの幅そのものが広すぎて、つじつまを合わせる為にこんな下駄を履かせたのではないかと思いました。

そこで、実車画像とキットのキャビンの縦横を比べました。
FWDFire_front

実車はの縦横比はおよそ6:10、キットもほぼピッタリ6:10でした。
キャビンの再現を最初に疑ったのは、キットの助手席スペースがあきらかに実車より広かったからですが、フェンダーの下駄の要因も助手席が広い要因も別にあるようです。
上画像をくらべてみると若干、シャーシーの幅がキットは狭いようにも感じられますが、フェンダーの下駄ほどの差はありません。

画像はありませんが、実車画像をなんども見ているうちに気づきました。キットではタンクの設置位置が実車よりかなり低くなってしまっています。そのため、タンクの側面がフェンダーに干渉してしまう為に下駄を履かせたのだと気づきました。そ〜なると下駄を切り落として、直接シャーシーに接着してしまって構いません。
が、キットのシャシーが少し狭いことと、フェンダーが細く再現されているので、フェンダー内側をプラ板で延長。後半部分も下側が反り上がった感じになっていますので延長しました。
更に、内側をモーターツールで削って薄薄攻撃して形を整えました。
_20210220_133144

完成したフェンダーをシャシーに接続しようとして、またしてもキットのダメダメ部分に気づいてしまいました。
444
実車画像の⇒部分、マフラーですよね。
キットのこれは一体なんでしょう・・・(笑)
キットのこれもマフラーです(笑) 排気が右だしなので、マフラー(タイコ)も右にしてしまったようですが・・・
実車のエグゾーストは左だし(助手席側)です。・・・・ここで助手席のスペースが広すぎる原因も分かりました。実車ではエンジンカバーがもっと助手席側に張り出しているのです(エグゾーストを囲うため)が、キットでは左右(運転席側と助手席側)が対象になってしまっています・・・・(^_^;)
もう今更だし、ここまで組んでしまってからの改修は困難なので、今回は見て見ぬふりをいたします。


Crossley-FWD-1940
ほら、排気管はマフラーのタイコからシャーシー下部を横断して、右側に排出されています。



_20210220_210238
作り直しました。

次にサイドステップの製作です。
キットでも長さ的にはほぼOKにできていますが、マフラーを考慮してない分幅が少し広いのと、後半部分がフェンダーに固定されるようになっていたため、0.5mmと0.3mmのプラ板を貼り合わせたものと交換しました。
_20210221_081659
ステップの後半部分はシャーシーに取り付けられた基部で支えられています(フランクパパは0.3mm1.4mmの帯金で再現しました)。後部フェンダーには固定されていません。

基部にリベット等を付加したほか、英国車両特有の「タイヤ圧調整用バルブ」をでっち上げました。
_20210221_102629

次に、右側面のステップを、左側同様にプラ板で作り直し(前部はフェンダーに固定、後半はシャーシーに固定)、その後部につく燃料タンクを作ります。

キットのタンクは厚みと奥行に問題があるので、モールドを削り落とし給油口を切り離して、プラ板を貼って厚みを調整して形を整えた後に、プラシートを巻いて側面のリブを再現して、固定具を付加しました。
DSC_0001_1613880336521
(燃料メーター付け忘れてます(^_^;))

_20210221_133312

底面がステップより少し上になるようにしてシャーシーに固定しました。

これで、後部上部の構造物(タンクやホース、パイプなど)の製作に入るのですが、ここから先は「不明」な部分が多すぎて、大半をでっち上げと想像でこなしていくことになりそうです・・・