パイピングが一気に進捗しなかったのには、理由がございました。

実はこのパーツ。

ブレーキチェンバーです。
キットには、ドーリー用に2個含まれているのみで、トレーラー用には、パーツ化されていませんでした。
組み立て前からわかっていたことなのですが、その対処法実施に時間が必要でした。





じゃ~んっ♪
良い子の型取りセット!!
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自作ってことも考えたのですが、今回シリコン型によりレジン型取りにチャレンジしようと思いました。
実は、かれこれ30年以上前に試したことがあったのですが・・・・。その後全く経験なし。もちろん素材も6年ほど前に確認したところカチカチに固まって使い物にならなっかたので処分して仕舞いました。
30年以上前に比べこの手のものもラインナップが充実・・・・模型屋さんにいっても何を購入したら良いのか迷ってしまうため、里見デザインで「入門セット」なるものを購入いたしました。5550円(税込)。今更、そんなにいらないシリコンバリア(3本目)が入っていますが、お安いと思ったので・・・・。

型取りにチャレンジしようと思った理由その2

こいつです♪
White666の際に、自作したものの大オーバースケールになってしまったフック・・・しかもこんなに出来の良いフックがパーツに含まれていました♪
これを大量複製しない手はありません。





早速、油粘土(油粘土なんか触ったの実に半世紀ぶり?)を使って片面の型をとります。
この成形用ブロックっての便利ですね。超むかーしは、レゴとかダイヤブロックとか使え。みたいなこと聞いたことあるのですが、まあ専用品があるならば・・・。
空気抜きをランナーで。


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シリコンを流し込みます。こちらの製品は、工業用で模型店等で売ってるのと基本的には同じだそうですが、一般用でない分お安いみたいです。


で、早速ドライブースにぶち込みました。
初稼働が、シリコン硬化促進になるとは、夢にも思いませんでした。
説明書には、気温23°で6~7時間程度で実用域まで硬化と書かれています。今の時期寒いですから、一晩置いておいても微妙な時間です。



昨晩は、ここまで。


今朝、4時起きして、粘土を削除。再度ブロック組みして、もう片面の型取りを実施しました。
もちろん、ドライブースに投入。
昼メシ後には、この状態♪

まあなんとか抜けるとは思うのですが・・・多少不安。



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ファーストショットっ!
う~ん微妙に空気が入ってしまってます(湯まわり不足)。
やはりエア抜きが難しいです(冷汗)。

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型から外してみます。使えるパーツが揃うまで数打ってみましょう。

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もちろん、こちらの硬化にも、ドライブースを使用します。

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7回ほど抜きました。ブレーキチェンバーはうち5個ほどが気泡もほとんど入らず使用に耐えるレベルで抜けました。フックは、15個ぐらいは使えるでしょう♪
(White666のフックは後ほど交換します)。

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小さな気泡が見受けられますが、瞬着をちょん入れして埋めました。この精度で抜けるならば上出来です♪

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ブレーキチェンバーを設置。パイピングを施しました。
いい感じになったと・・・・結構満足デス♨

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硬化を待つ間に、電灯用の配線を再現しました。こちらも「さかつうのフレキシブルワイヤー0.3mm」です。

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また、タイヤ基部のカバーやナットや、

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スペアタイヤの昇降の際に、レンチを差し込むところなどの付加工作を行いました。

次は、手動ブレーキハンドル部分の工作になります。

午後いっぱい、生レジン臭を嗅ぎすぎて、頭フラフラのフランクパパでした(爆)