普段あまりTVを見ないのですが、放映時間帯に家にいればほぼ必ず見る番組があります。
TV東京系で放送されている「和風総本家」。日本の製造業のあらゆるもの(特に職人さん)の作られてる様子などを流してしそれが「なにか?」を当てるというバラエティ形式のクイズ番組です。その中でも「世界で見つけたmade in japan」と言うコーナーが好きです。
日本の職人さんが丹精込めて作った道具が世界の思いがけないところで、愛され使われているシーンを探し出し、日本の職人さんが道具を作る様子、海外の職人さんがその道具を使っている様子をお互いが見て、感涙する。というコーナーです。

昨年12月の半ば頃、いつものように「もらい泣きしないぞっ!(笑)」と構えながらみていたところ(苦笑)・・・・

イタリヤの彫金師(金細工職人)が、使っていた道具に目が釘付けになりました♪
毎度のことですが、回答者は皆「ハズレ」。フランクパパは即効でわかりました(笑)。

「きさげ」です。しかも「彫金用きさげ」

欲しかったのです。昔、ボークスで発売されていた(昨年秋再発売されていたのをその時は知らなかった)時に超欲しかったのですが・・・・結局買えず。
ホビーショップでも販売されてはいるのですが、「職人さんが1本1本、叩いて作った本物?のきさげ」が欲しかったのです。

番組の最後のほーで、イタリヤの職人さんが使っている「きさげ」にアライの文字があるのに気づきました。
アライを頼りに検索したら・・・・簡単にヒットしました(笑)。

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3本も買って仕舞いました。
どのくらいの太さが、模型用として使いやすいか?判断つかなかったので~(苦笑)
アライの文字は、今はローマ字表記になっています(番組でも触れていた)。

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ついでに、こいつも購入です(苦笑)。
アルカンサス砥石・・・・アメリカ、アーカンソーで採掘される天然砥石です。
台所で使う砥石とは違って、水ではなくて機械油で研ぎます。オイルストーンと呼ばれるものです。

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購入時には、9割りほどしか研いでありません。最後の仕上げは、使用者本人が実施するのです(こーゆーところに酔いしれてしまう)

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上手く研ぐ自信はございませんでしたが、ネットで調べた彫金スクールのサイトにのっていた「きさげの研ぎ方」を参考に、まず裏面から刃を立てます♪
裏面の中心部が凹んでいいるのは、硬度の違う鋼を合わせてあるので、薄く研いでいくと反り返ってしまうことがあるのを防ぐためです(きゃー)。

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エッジも垂直に研ぎます。刃は、裏面と直角になるよう立てるのです。
角を丸く落としてしまわないように、慎重に立てたつもりですが・・・初めてのことなのでなにぶん・・・・・


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一日かかって3本研ぎ終わりましたよ♪
使用感ですか?まだ本番使用はしていないので何とも言えませんが、ランナーのバリをなでてみたら・・・ホントす~っとかる~くなでてみたら、つるつるになっちゃいました(結構びっくりです)。

なので、本日は、鳥散歩も模型作りもしていません(大汗)。

あっ!他にちょっとだけこんなことしました。
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作業づくえ周辺の環境改善です。
机の上で大きく場所を塞ぐノートPCを可動アームに設置。それに伴いコードレスマウスとキーボード導入。棚を設置して、机上をすっきりさせました。棚の上には今のところ机上にあった筆やその他を乗せただけですが、いづれ小物入れを設置したいと思っています。